Published
Wed, Sep 9, 2020, 06:15
- アンビエント / ドローンミュージシャンが、兵庫県加西市で自身主宰レーベルと同名の実店舗とオンラインストアを開店した。
HakobuneがレコードショップTobira Recordsをオープンした。
2011年より東京を拠点に活動していた多作なアンビエント / ドローン・アーティストHakobuneは、今年初めにレコードショップ開業のため故郷である兵庫県加西市に拠点を移した。オンラインストアは新品のみの取り扱いだが、実店舗では中古音源などが豊富に揃っているという。Hakobuneはショップの開店について、「音楽は見えないものですが、フィジカルで聴く音楽は不思議と記憶に焼きつきます。そんな音楽の魅力を伝えたく、サブスクリプションが盛り上がっている中ですが、レコード屋を開店しました」とコメントしている。
HakobuneことTakahiro Yorifujiは2007年に同名義で活動を開始し、2009年にはNobuto SudaとTakamitsu OhtaのサポートとのもとTobira Recordsをローンチ。ソロ作品や、SudaとのGarden of Ghosts名義、ノイズユニットSomukenaiとしての作品をカセットやLP、CDなど様々なフォーマットで発表してきた。Tobira Recordsは2011年から休止状態にあったが今年1月、自身のLP『Ruminating on What Was Unsaid』のリリースをもって再始動した。
Hakobune名義では、今年7月にトロントのアンビエントレーベルPolar SeasからEP「solitude」を発表。また、4月にリリースされたVAAGNERのコンピレーションアルバム『Solitary Hymns』や京都Club Metroの救済コンピレーションにも楽曲を提供している。