Published
Mon, Jul 27, 2020, 03:00
- レコードショップ併設の小さなワインバーが8月8日に開店する。
Toshiya Kawasaki主宰のレーベルMule Musiqが、東京・渋谷にリスニングバーstudio muleをオープンする。
スタジオとはレコーディングする場所ではなく小さな部屋を意味しており、席数はわずか11席。バーではKawasaki自身が2009年からコレクションし続けているワインが用意されるほか、店内にはあたかも電話ボックスのような見た目の小さなレコード・ショップが設けられる。プレスリリースはこの新スポットについて、「Mule Musiqが好きなものを詰め込んだスペース」であり、「エキセントリックでエレガントなレコードをお気に入りのヴィンテージのオーディオで聴きながら、厳選されたヴァンナチュールやクラフトリカー、クラフトビールを楽しめる場所」と説明している。
店舗デザインはイソップの内装などで世界的に高い評価を受ける、二俣公一主宰のcaserealが手掛ける。また、今後はショップ限定や先行リリースのMule Musiqのレコード、同レーベルと所縁の深いドイツ人アーティストStefan Marxとのマーチャンダイズを販売予定だという。尚、8月8日のオープニング・パーティーには、Chee Shimizuがゲスト・セレクターとして登場する。
Mule Musiqは2004年に始動して以来、Kuniyuki Takahashi、Lawrence、DJ Koze、Optimo、DJ Sprinkles、Fred Pといった国内外のアーティストの作品を発表し続け、昨年15周年を迎えた。先月は、Lucianoによる計1時間のトラックを4つのパートに分けて収録したLP『Luci Neu House』をリリースしている。
RAが2012年に掲載したToshiya Kawasakiの貴重なインタビューを振り返ろう。