Wata IgarashiとVoiskiがWAV名義のEP「9719」を発表

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    Thu, Mar 5, 2020, 01:43
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    Tomoko Naoshima
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  • 東京ーパリ間のコラボレーションプロジェクトによる4曲入り12インチが、Delsinより3月30日にリリース予定。
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  • Wata IgarashiVoiskiが、新たなコラボレーションプロジェクトWAVを始動させた。 WAVは、パリ拠点のテクノプロデューサーVoiskiが以前来日した際に、東京にあるIgarashiのスタジオに機材を持って訪れ、“セッション的に遊んだ”ことをきっかけに生まれたプロジェクトだという。その後は遠距離の為ファイルのやりとりをしながら制作を進めたが(ちなみにEPのタイトルは2人の自宅スタジオの間の距離とのこと)、「お互いに好きな方向性が近いこともあり、一度始まると完成するのはかなり速かった」とIgarashiはコメント。収録されている4曲は「IgarashiとVoiskiのソロプロダクション両方の要素がはっきりと聴こえる」とプレスリリースで説明されている通り、前者の没入感のあるトリッピーなサウンドと、後者のシンセヘヴィーなテクノが融合している。12インチはオランダのテクノレーベルDelsinからリリースされる。 Igarashiは2019年、The Bunker New YorkからソロEP「Kioku」をリリースしたほか、彼によるAurora Halal “Eternal Blue”のリミックスは、RAが選ぶ2019年のベスト・トラックにランクインした。一方のVoiskiは、昨年araからの「At The Speed Of Love」とBassianiからの「Our Brilliant Failure」という2枚のシングルを発表している。 EPのプレビューは以下で試聴可能。
    こちらはVoiskiによる、2017年の“ポスト・トランス”なRA Sessionsパフォーマンス。
    Wata Igarashiによる2018年のRAポッドキャストも合わせてチェック。
    Tracklist A1. Pronom A2. Pomme B1. Regex B2. Riff 「9719」は、Delsinより2020年3月30日の発売予定。
RA