Published
Tue, Dec 31, 2019, 06:11
- “Autobahn”から“Tour De France”までを含んだプレイリストを公開。
20世紀において、Kraftwerkは最も重要なミュージック・アクトの1組と言っても過言ではないだろう。
このドイツ人グループのシンセサイザーをベースとしたアプローチは、当時革新的であった。彼らの未来的なサウンドとテクノロジーにこだわったテーマは、80年代のデトロイトで、後にテクノへと発展することとなる音楽にも影響を与えた。このプレイリストは、1974年の文句なしのヒット作であり彼らをスターダムの座へとのし上げた“Autobahn”から、1981年のアルバム『Computer World』の冷たく悲しげなサウンド、そして彼らにしては珍しいアップビートなサイクリングへのトリビュート作“Tour De France”など、彼らのキャリアにおける重要なトラックを時系列順に追っていった内容になっている。また、その間には、放射能、電車移動、ロボットがテーマのトラック。更には過小評価されているLP『Techno Pop』、彼らなりのダンス・ミュージック、そして世界的に評価の高いライヴ・コンサートの音源なども含まれている。