坂本龍一のデビューアルバム『Thousand Knives Of… 』のヴァイナルが初めて日本国外で発売

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  • Yellow Magic Orchestra結成時にレコーディングされた1978年のソロアルバムがリイシューへ。
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  • 坂本龍一のデビュー・ソロアルバム『Thousand Knives Of…(千のナイフ)』、が11月にCDとアナログ盤で再発されることが決まった。 当時人気のセッション・ミュージシャンだった坂本は、高橋幸宏と共に細野晴臣のアルバム『はらいそ』に参加した。細野はYellow Magic Orchestraを結成しようと2人に声をかけたが、1978年4月、坂本はまずは『Thousand Knives Of…』のレコーディングを終えた。 収録曲の6曲の中には、冒頭曲であり、毛沢東の詩『井崗山』からの引用を含んでいるタイトル曲や、坂本のシンセ・ポップへの独特なスタンスが示されている“Plastic Bamboo”や“The End of Asia”などの曲も含まれる。今回の再発盤には、Paul Browlerによる新しいイントロダクションが含まれ、プロデューサー兼エンジニアのオノセイゲンが、オリジナル・テープのリマスタリングを担当した。 1982年の発売当初ほとんど注目されなかった本作は、今までヴァイナル盤として日本国外で再発されたことがなかったが、パリのレーベルWewantsoundsが名乗りをあげた。 RAの英語版サイトが掲載したYellow Magic Orchestra『Solid State Survivor』のRewindレビューをチェック。 2017年掲載の坂本龍一のインタビューはこちらから。
    Tracklist 01. Thousand Knives 02. Island Of Woods 03. Grasshoppers 04. Das Neue Japanische Elektronische Volkslied 05. Plastic Bamboo 06. The End Of Asia Wewantsoundsは、 『Thousand Knives Of…』を2019年11月8日に発売。
RA