日野浩志郎による「GEIST」の新作公演がYCAMで12月開催

  • Share
  • "全身聴取ライブ"のコンサートピースが、山口情報芸術センターで上演。
  • 日野浩志郎による「GEIST」の新作公演がYCAMで12月開催 image
  • 日野浩志郎によるプロジェクト「GEIST(ガイスト)」の新作公演が、YCAMこと山口情報芸術センターにて12月14日、15日の2日間にわたり開催される。 ソロのYPY名義やエクスペリメンタルバンドgoatの活動でも知られる大阪拠点のミュージシャン / 作曲家の日野浩志郎は、2018年3月に"全身聴取ライブ"のプロジェクト「GEIST(ドイツ語で「幽霊(霊魂)」の意)」を始動し、大阪で2日間にわたり公演を行った。その新バージョンとなる今回は、プレスリリースによると前作の「管楽器や打楽器などのいくつかの楽器のグループが、特殊な空間に点在しながら、演奏上のルールを同時に実行していくコンサートピース『GEIST』をもとに、楽曲や構成、舞台装置などの要素を大幅にアップデートした」内容だという。 会場には15台のスピーカーが上下左右に観客を取り囲むように配置され、フィールドレコーディングの音や電子音が再生される一方で、会場のそこかしこに点在する14人の打楽器、管楽器、弦楽器の奏者たちが演奏を展開。ゲストにドラマーの山本達久、Joe Taliaを迎える。 なお、日野は今年の春に、太鼓芸能集団・鼓童へ楽曲提供を行っていた。
RA