ニューヨーク市長が50万ドルの支援金を女性アーティストに支給することを決定

  • Published
    Tue, Jul 16, 2019, 07:15
  • Share
  • 設備やスタジオ代などを含めたプローモーションコストに対して、最高で20万ドルの支援金が支給される。
  • ニューヨーク市長が50万ドルの支援金を女性アーティストに支給することを決定 image
  • New York Office Of Media And Entertainment (MOME)は、女性(性別的なものでなくアイデンティティとしても)の音楽家やその道のプロフェッショナルに50万ドルの支援金を支給する。 MOMEのコミッショナーであるアネ・デル・カスティロは今週、ニューヨーク・フォー・ザ・ミュージックによって運営される新たな支援金の設立を公表した。単なる音楽家だけでなく、サウンド・エンジニアやプロデューサーといった、ありとあらゆるレコーディングプロセスに関わる女性を対象としている。公募は7月10日より開始されており10月1日に締切を迎える。 MOMEのシニア・エグゼキュティブ・ディレクターのシーラ・ガンズによれば、「女性の音楽的活動だけにとどめたくなかった。女性ライター、エンジニア、プロデューサーたちの活動がしっかりとプロモートされるプロジェクトであることが重要である」と述べている。 全てのジャンルが応募対象に含まれており、主に二部門に分けられるという。一つはクラシカル、エクスペリメンタル、ニュー・ミュージック、ジャズなどで、その他のジャンルはもう一つの部門に含まれる。 支援金の対象はプロジェクト・ベースに限定されている。市長の説明によれば「新たに製作される、未公表でレコーディングやプロダクションのロケーションがニューヨークを中心に行われるEP、アルバム、ミュージック・ビデオに対して20万ドルまで支援金が支給される」とのこと。 こちらより、いくつかの規定の詳細をチェックできる。レコード・レーベルによる代行応募は認められておらず、応募者はニューヨーク市内の5地区内に住んでいる必要がある。
RA