Published
Wed, Dec 19, 2018, 13:00
- SNTS主宰のレーベルSacred Courtからリリース。
LemnaがニューEP「Figure and Ground」を、ドイツのSacred Courtからリリースする。
日本人プロデューサーLemnaことMaiko Okimotoは2017年に初のソロEP「Urge Theory」をHoroから発表しており、来年1月にリリース予定の本作は、それに続く2枚目のEPとなる。本人曰く、タイトルの「Figure & Ground」は日本語で「図と地」、つまり物事は"見方"によって"見え方"が変わるという意味。「物理的にも精神的にもどちらにも言えることですが、意識がどこに向いているか、どこに焦点を合わせるかによって、印象や認識が違うものになってくる。「図と地」は主に平面や空間上での視覚での現象ですが、それに近いものを時間軸上で聴覚で表現できたら」というのが今作のテーマだと言う。
収録曲には、「クラブミュージックだからこうあるべきという慣行や規範を一旦忘れて」という意図で制作された、拍子が頻繁に転換する"Convergence"、人の知覚のクセや認知現象の面白さを捉えた"Bicameral Mind"と"Projection"、よりシンプルなリズムで構成された颯爽たる"Incoherent"の全4曲が収められている。
Sacred Courtは、覆面で知られるドイツ人プロデューサーのSNTSが、同名のテクノレーベルSNTSとは別に2016年にスタートしたレーベル。これまでに自身のアルバム2枚を含む6作品をリリースしている。
「FigureI and Ground」のクリップはこちらから試聴可能。
Tracklist
A1. Convergence
A2. Bicameral Mind
B1. Projection
B2. Incoherent
「Figure and Ground」は、Sacred Courtより2019年1月25日発売予定。