オーストラリアの官僚、税金2万7千豪ドル(約215万円)でBurning Manを”視察旅行”

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  • 同国観光省の行政官は、大規模なイベント開催について学ぶために渡米したと語っている。
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  • オーストラリア観光省の行政官2名が、納税者の収めた税金から2万7千豪ドル(約215万3455円)以上を使ってBurning Man 2018に参加したことが明らかになった。 共に同国クィーンズランド州観光・イベント局の上級スタッフであるJohn Drummond、Rebecca Mantleの2名は「大規模なイベント開催における現在のトレンド、アイデア、テーマ、ロジスティクスについての見識を増すため」にBurning Manに参加したと話している。同国の国営放送局ABCのレポートによると、2人はイベント開催中の9日間、同様のイベントをクィーンズランド州のアウトバック(内陸側の人口過疎地帯)で開催する計画を練るために”各国の主要なイベントパートナー達に会った”模様。 この視察旅行は野党側の政治家達の怒りを呼び、野党党首のTim Manderは「Burning Manのことはよく知らないが、(視察旅行は)間違いなく納税者の収めた税金をBurning(燃や)した」と語っている。 1986年に創立したBurning Manは世界でも最も著名なフェスティバルの1つで、約7万人の参加者を迎える空間では自発的で芸術的な表現をするように求められている。創設者3人の1人であるLarry Harveyは今年4月に逝去した。
RA