James Blakeが“自殺願望”や鬱病、メンタルヘルスに伴う汚名について語る

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    Fri, 6 Jul 2018, 10:59
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  • 「僕たちの世代は、他の多くの世代のミュージシャンたちが薬物乱用や不品行に走り、自らを破壊していくのを目撃してきました」
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  • James Blakeが先週末USで開催されたPerforming Arts Medicine Associationによるシンポジウムで、鬱病との闘いや、メンタルヘルスに伴う汚名の払拭について語った。 Billboard記事によると、日曜日にカリフォルニアで行われたPAMAのパネルに他のアーティストたちと共に登壇したUKのミュージシャンは、自身が「自殺の危機を乗り越え」と語ったほか、悩みを抱えたミュージシャンという存在を美化する古い考えは、危険で無用だ批判した。「クリエイティブでいるには不安を抱えていなければならない、天才でいるには鬱状態でいなければならないという俗説が存在します。」「不安でいることが制作に役立ったことなんて一度もなかったと本気で思います。(鬱状態が)友人たちの創造的プロセスを壊していくのも目の当たりにしてきました。」 また、Aviciiのについても言及しながら、Blakeはアーティストはメンタルヘルスについて語ること、そして「汚名を払拭する」「責任」があるとも指摘。 「僕たちの世代は、他の多くの世代のミュージシャンたちが薬物乱用や不品行に走り、自らを破壊してしまうというメカニズムを繰り返していく様子を目撃してきました。最近も自ら命を絶ってしまった著名アーティストがたくさんいます。」 また、Blakeは自身や仲間たちが乗り越えてきた、ツアー生活の中での“自殺願望”についても明かした。 「(ツアーを続ける中で)他人との繋がりは表面的なものになる」と、彼は語った。「ある街に1日だけ滞在している時に、誰かに今どこにいるのって聞かれても、良いことしか話さない。大抵の場合、不安や鬱の話題にはなりません。」 彼は、ツアー中の不健康な食生活やライフスタイルが、彼のメンタルヘルス問題を悪化させたとも明かした。「食生活や健康状態の悪化からくる化学的不均衡は、鬱病、果ては自殺願望を引き起こした大きな大きな要因でした。」 「(食事に関する)不耐性がついてしまって、それが日常的な実存的鬱病へと繋がりました。 決まったものしか食べず、その後丸一日、こんなことに何の意味があるんだろう、と考えていたんです。」 Blakeは今年5月、彼の音楽が”sad boy(悲しげな少年)"と評されることに反論し、メンタルヘルスについて初めて公言した。「自分の感情をオープンに語る男性を表現するのに使われるこの言い回しを、不健全で問題があると常々思っていました。男性の鬱病や自殺は現在社会風潮にあります。男性が弱さをオープンにする必要性があるということを問題視し、彼らを傷つけてきたことを、これ以上証明する必要はないんです。」
    James Blakeは2016年にアルバム『The Colour In Anything』を発表し、今年に入ってからは1月に"If The Car Beside You Moves Ahead"、5月に"Don't Miss It"と続々と新曲を公開している。
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