Published
Mon, Jul 2, 2018, 11:00
- Brilliant Cornersの共同創設者であるKay Suzukiによる新プロジェクトがスタート。7月には東京でレーベルローンチパーティーが開催
新たなリイシューレーベルTime Capsuleが始動し、その最初のリリースとしてIl Guardiano Del Faroと鳥山雄司のレコードを発表する。
Time Capsuleは、イーストロンドン・ハックニー地区の老舗パーティーBeauty and the Beatと、同じくイーストロンドンはダルストンにあるリスニングヴェニューBrilliant Cornersに集うレコードコレクターやオーディオマニア、音楽歴史家たちがキュレーションを行い、ロンドン在住の日本人アーティストKay Suzukiのプロデュースの下、現在アナログ盤が入手困難となっている世界中の音楽に解説を加え紹介していくレーベルだ。(SuzukiはBrilliant Cornersの創設メンバーの一人でもある。)
東京拠点のDJ Ryota OPPによるキュレートのレーベル第1弾は、イタリア電子音楽のパイオニアIl Guardiano Del FaroことFederico Mon Arduiniによる1978年の傑作アルバム『Oasis』。'70年代にイタリア全土にMoogシンセサイザーを認知させたMon Arduiniによる、バレアリックでサイケデリック感満載の同作が、グラミー賞受賞マスタリングエンジニアTim Youngの手によって復刻、解説と未公開写真を追加し、更にオリジナルのアートワークも完全復刻させ、ゲートフォールド仕様で登場する。続いて第2弾はレーベルプロデューサーのSuzuki自らが監修。テレビ番組『世界遺産』のテーマ曲を手がけたことで知られるフュージョンギタリスト/アレンジャー/プロデューサー鳥山雄司による'80年代前半のアルバムの中から、実験的でファンキーなインストトラック5曲をセレクトし、45回転の大音量カットで登場する。
また、レーベルのローンチを記念したパーティーが、7月14日に青山Zaroで開催される。当日は前述のBeauty & The BeatのレジデントであるBelle Beteが初来日するほか、Suzuki、Ryota OPP、そして今年4月にBrilliant Cornersに出演し、レーベルにもコーディネーターとして参加するKen Hidakaの計4名がブースに立つ。尚、Suzukiは先月よりアジアツアーをスタートしており、今週末からは実に6年ぶりの来日ツアーを行う。Zeroのほかには浜松Enbeach、名古屋Vinofonica、渋谷Bar Music、上田Loft、沖縄Otobola、宮古DNA、福岡Desiderata、渋谷Koaraでのギグが決定している(長野、沖縄、福岡公演にはBeteもラインナップされている)。Time Capsuleローンチパーティーの前売りチケットは、現在RAにて販売中だ。
『Oasis』と「Yuji Toriyama : Choice Works 1982 - 1985」は以下で試聴可能。
Tracklist
『Oasis』
01. Sinfonia Al Sole Che Nasce
02. Miss Springtime Mia)
03. Non Una Corda Al Cuore
04. Lady Moon
05. La Ragazza Che Amava Il Mare E Il Vento
06. Disco Divina
07. Oasis
08. Immenso Mare, Immenso Amore
09. Zenith
10. Finale
「Choice Works 1982 - 1985」
01. Night Together
02. Stranger In The Mirror
03. Donna
04. Maze
05. Bay/Sky Provincetown 1977
Time Capsuleは、『Oasis』を2018年9月7日、「Choice Works 1982 - 1985」を10月5日に発売予定。
Fri, Jul 6, 2018Kay Suzuki
Sat, Jul 7, 2018Kay Suzuki
Sun, Jul 8, 2018Kay Suzuki
Sat, Jul 14, 2018Kay Suzuki, Ryota OPP
Sun, Jul 15, 2018Kay Suzuki
Fri, Jul 20, 2018Kay Suzuki
Sat, Jul 21, 2018Kay Suzuki
Sun, Jul 22, 2018Kay Suzuki
Sat, Jul 28, 2018Kay Suzuki