Low End Theoryが12年間の歴史に幕を閉じると発表、8月8日に拠点のロサンゼルスで最後のパーティーを開催する。
Alpha PupのボスDaddy Kevによって2006年に立ち上げられたパーティーLow End Theoryは、LAひいては他の都市にまたがるヒッピホップとベースミュージックに多大な影響をもたらしてきた。同パーティーの長年のレギュラーにはFlying Lotus, Daedelus, Nosaj Thing, Jonwayneが含まれ、レジデントはDJ NobodyとD-Stylesが務めている。スペシャルゲストとして過去にはThom Yorke, Amon Tobin, James Blakeが出演していた。Low End Theoryは毎回水曜日の夜に、Lincoln Heightsに位置するベニューThe Airlinerでその生涯にわたり開催され、サンフランシスコや東京といった他の都市にてオフシュート開催されてきた。
「チャレンジすることなくしてこのジャーニーを成し得ることはありませんでした」と同グループは今回の終わりを発表したInstagramのポストで語っている。「今回の決断にはいくつかの要因が関係しています。家族への義務、仕事の要望、そして人生。レジデントの間で話した結果、僕たちは長居をしてきたよねと。今一番に望むことは、最後の10週間にわたるLow End Theoryが、僕らの様々な相違点をとっぱらい、ビートコミュニティにとって有意義な時間になることです。一緒に来てください。そして願わくば、何がLow End Theoryをスペシャルな場所にしているのか、それが音楽であることを覚えていてほしいです」
全10回にわたる最後のLow End Theoryのイベントは、6月6日の今夜からスタートし、8月8日に終わりを迎える。