Masayoshi Fujitaが3部作アルバム完結編『Book Of Life』をErased Tapesから発表

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  • 日本のヴィブラフォン奏者のソロ新作LPは、2013年のデビュー作再発盤と同時に7月発売。
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  • ベルリンを拠点として活動中の日本人アーティストMasayoshi FujitaがErased Tapesと再度タッグを組み、新たなソロアルバム『Book Of Life』を発表する。あわせて、2013年発表のデビューアルバム『Stories』のリイシュー盤も同時リリースされる。 『Book Of Life』は、Fujitaがヴィブラフォンの音楽的可能性にハイライトを当てて作曲した3部作アルバムの完結編となる。ヴィブラフォンは比較的新しい楽器であり、通常、オーケストラやバンドの背景音としての役割に甘んじていることが多い。Fujitaはもともと東京のレーベルflauで発表した『Stories』、続いてErased Tapesから2015年にリリースされた『Apologues』から続く一連のレコードにおいて、ヴィブラフォンを主導的な役割で用いている。 『Book Of Life』ではオーケストラ的要素を入れることで、Fujita自身の作曲に対するアプローチがさらに拡張された。アルバム全体で、弦楽器、管楽器、コーラス(Nils Frahmの今年初頭の新作LP『All Melody』にも参加したヴォーカリストを含む)が使用されている。 Erased Tapesからは、本アルバムと同時発売となる7月27日に『Stories』のリイシュー盤も発売される。 Fujitaは別名義のEl Fogでもレコードを発表しており、またJan Jelinekとも共作レコードを数作発表している。2人の共作レコードとしては、2016年発表の『Schaum』が現状最新作となっている。
    Tracklist 01. Snowy Night Tale 02. Fog 03. It's Magical 04. Old Automaton 05. Book Of Life 06. Harp 07. Mountain Deer 08. Sadness 09. Misty Avalanche 10. Cloud Of Light 『Book Of Life』はErased Tapesから2018年7月27日発売予定。 Photo credit: Patricia Haas
RA