Tonight Will Be Fine名義による今作『Elephant Island』は、Mule Musiqから2月にリリース。
ドイツ人プロデューサーのJulius SteinhoffとAbdeslam Hammoudaが、Tonight Will Be Fine名義でのアコースティックアルバム『Elephant Island』を発表する。
この新プロジェクトは、2008年にSmallvilleから発表されたSteinhoff & Hammouda名義でのEP「Tonight Will Be Fine」がきっかけとなったものだ。以来、デュオのプロダクションは全て(といっても数少ないが)このハンブルグ拠点のハウスレーベルからリリースされてきたが、ここ数年はコラボレーション自体がほとんど行なわれない状態にあった。Hammoudaはハンブルグを離れ、控えめな活動を続けていた一方で、Smallvilleの運営に携わるSteinhoffは、2014年のLP『Flocking Behaviour』を含む何枚かのソロレコードを発表。また彼は、もともとはHammoudaもメンバーの1人であった、 Just von AhlefeldとのコラボユニットSmallpeopleとしての活動も続けている。
来年2月に東京のレーベルMule Musiqからリリースされる『Elephant Island』は、SteinhoffとHammoudaがエレクトロニックプロダクションから大きく方向転換した作品となっている。「ほろ苦いアコースティックなシンガーソングライター・プロジェクト」と説明されているアルバムは、Smallvilleのレコードショップの奥にある、彼らの友人Lawrenceのスタジオで制作された。(Smallvilleコネクションのほかに、LawrenceもまたMuleのアーティストとして長年活動している。)2人はジャムセッションの為に、楽器を山ほど集めた。アコースティックギター、ピアノ、バンジョー、アコーディオン、Steinhoffが10代の頃バンドで使っていた古いドラムキットなどに加え、彼ら自身のヴォーカルが、アルバム全体を通して聴くことができる。尚、エレクトロニックギターは一切使用していないとのことだ。
アルバムのティーザー動画は以下でチェック。
Tracklist
01. Hello
02. Elephant Island
03. Hallway
04. Home
05. Soliloquy
06. Tales Of Childhood
07. A Million Favours
08. Afield
09. Sons
10. Cantulia
11. Mindwings
12. Moon Atoll
13. Fine Night
『Elephant Island』は、Mule Musiqより2016年2月19日の発売予定。