Published
Wed, Oct 8, 2014, 05:21
- アシッド・ハウスやジャックビートをリリースする新レーベルAaacidも同時に創立
Amir Alexanderが自身の新レーベルAaacidより、Jack Ingoff名義で「Smiley Virus」というEPを10月10日にリリースする。
シカゴ育ちベルリン在住のこのプロデューサーは、新レーベルを立ち上げた理由をRAにこう語ってくれた。「何枚かアルバムが作られるほどの量のアシッド・トラックがあって、どのレーベルでリリースしようか悩んでいた…そのうち、自分で別名儀/サイドプロジェクト/オルターエゴを作ってリリースしてしまえばいいのだと気づいたんだ」
AlexanderはGuerilla Soul名義をよりディープでエクスペリメンタルな作品にとっておき、本名でのリリースは避け、アーティスト・アルバム用に楽曲を溜めていきながら、Aaacidを通して「アシッド・ハウス(と)ジャック・ビートの定型に新しい要素を追加し、進化させたような、王道はあえて外してダークなヨーモアを忘れない作品」をリリースしていくとのこと。
Vanguard Soundも主宰している彼は、この新レーベルからの作品第一弾の名義に、彼らしく冗談半分のプロフィールも用意している。「Jack Ingoffに関しては多くは語れない。彼は元ギャングメンバーの天才児であり、アルバイトでピンプをやっていたが、人生を改め、ストリートライフから足を洗い、プロデュースを始める。彼は双子の兄弟のRichie RatchetとWe Love Chicken Heads名義で作品を作っている。また、彼の姉はBetty Ball Breakerという名のプロデューサーでもある」
Aaacid 001は222枚限定生産のハンドスタンプ・ヴァイナルとなる。
以下から"Zombie"が試聴可能。
Tracklist
01. Guantanamo Bay
02. Zombie
03. Procession Of The Nobles
04. MOAB - Mothers Of All Bombs
Jack Ingoffの「Smiley Virus EP」はAaacidより10月10日の発売。