Published
Thu, May 31, 2012, 08:21
- 風営法の改正を求めた署名活動が、Fuji Rock、Summer Sonicのオーガナイザーや、坂本龍一の呼びかけで全国一斉スタート
大阪をはじめ、最近では福岡、京都、東京でのクラブの摘発が相次いでいるのを受け、風営法に含まれるダンスの規制撤廃を求めた署名運動「Let's Dance」が、全国一斉スタートした。
この運動は、以前に本誌の特集記事Fight For Osakaでも触れた風営法に対し、坂本龍一をはじめ、大友良英、いとうせいこう、Fuji RockやSummer Sonicのオーガナイザーらによる呼びかけで、風営法の規則対象から「ダンス」の項目削除を求める目的で立ち上がった、同法違反でクラブ経営者らの摘発が相次いだ現状を打破すべく作られたものだ。
現在「Let's Dance」公式ホームページでは現在自筆署名とウェブ署名を募集しており、「若者がダンスや音楽を楽しむクラブやライブハウスを、文化の発信地として守るべき」として、１０万人を目標に署名を集め、国会へ提出する予定だという。自筆署名は、衆議院議長・参議院議長宛ての請願署名として、WEB署名は、衆議院議長・参議院議長宛て、内閣総理大臣宛ての参考資料として提出されるという。