Richie HawtinがPlus 8の一連の新作について詳細を明かす

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  • 最近Hard Waxにて発売された12インチはHawtinのプロダクションだったことが判明。最新作は今週リリース。
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  • ベルリンのレコードショップHard Waxに最近登場したPlus 8のホワイト盤が、Richie Hawtinのプロダクションであったことが明らかとなった。 先の10月末、Hard Waxの店頭に当のレコードが並んで以来、シーンでは様々な憶測が飛び交い、そしてわずかながら困惑の雰囲気が漂っていた。その収録曲のスタイルは、HawtinがPlastikman名義で展開してきた、ルーピーでドラムへヴィーなアシッドテクノであったが、RAのWill Lynchは先月、「Plus 8 25/1」のレビュー中に、「Hawtinサイドはレコードの存在を知らないと主張している」と記している。 サウンドにおける類似点のほかにも、皆が懐疑的になるのも無理のない要素はあった。レコードのカタログナンバーは、今後シリーズものとして続いていくことを匂わせており、Plus 8の25周年に関係しているようでもある。また、"From My Mind To Yours"というスタンプは、Plus 8が1991年に発表した傑作コンピレーション『From Our Minds To Yours Vol. 1』を想起させる。 (HawtinとJohn Acquavivaは、1990年に同レーベルを立ち上げた。)その後Hard Waxは、ウェブストア商品情報ページにPlastikmanとその他のいくつかのクレジットを記載。Hawtinが出演したEB.TVでのスタジオトークもまた、一連の謎を解くのに一役買うはずだ。 Hawtinは動画の中で、Plastikmanと、ChildsplayとRobotmanという名義によるプロダクションであることが発覚した「Plus 8 25/2」の収録曲を主に取り上げながら、スタジオの変化、「原点に帰ること」、そして「ただ楽しむこと」が、ダンスフロアにフォーカスした新曲の制作に役立ったと語っている。また、ヴァイナルオンリー、限定ホワイト盤でHard Waxからリリースするプロセスについても言及している。尚、彼は動画の所々で、今回リリースされたレコードが「コンピレーション」あるいは「コレクション」の一部であると明かしているが、詳細については触れていない。現時点では、本プロジェクトの最新作が今週金曜日に発売予定だということだけが分かっている。 Hawtinはこうまとめている。「我々は皆、エレクトロニックミュージックの格納庫の中でそれぞれの小さな部屋を持っていて、その内側には何か特別なものがある。僕の部屋はしばらく空っぽだったんだけど、今そこに新しいものを入れているところなんだ。」 EB.TVの動画は以下からチェック。
RA